英語でよく用いられる動詞としてbe動詞、have、getがあります。まずはこの3つを正しく用いることで豊かな表現が生まれます。では、中学校レベルの英文法に則ってご説明します。

①be動詞
be動詞は「です(である)」「います(いる)」「あります(ある)」の意味で使われます。また、be動詞は5種類あり、さらに現在形(am, are, is)と過去形(was, were)に分かれます。amは主語がI「私は」の時にしか使われません。areとwereは主語がyou「あなたは、あなたたちは」と複数形の時に使われます。isは主語がIでもyouでも複数形でもない単数形の時に使われます(he, sheなど)。またwasは主語がyouや複数形でない時に使われます。be動詞は主語(~は)の後に置き、疑問文では主語の前に置きます。否定文ではbe動詞の直後にnotを置きます。

〈例1〉She is a high school student.(彼女は高校生です。)
〈例2〉Is she a hish school student?(彼女は高校生ですか。)
〈例3〉She is not a high school student.(彼女は高校生ではありません。)
〈例4〉They were soccer players.(彼らはサッカー選手でした。)
〈例5〉Were they soccer players?(彼らはサッカー選手でしたか。)
〈例6〉They were not soccer players.(彼らはサッカー選手ではありませんでした。)

②have
haveの基本的な意味は「所有」です。そこから「~を持っている」「~を飼っている」「~を食べる」「過ごす」に広がります。haveの過去形はhadとなります。

〈例7〉She has many books in her room.(彼女は自分の部屋にたくさんの本を持っています。)
〈例8〉They were having dinner then.(彼らはその時夕食をとっていました。)
〈例9〉Ken had a good time at the party yesterday.(ケンは昨日パーティーで楽しい時間を過ごしました。)

さらにhave(has)to~になると、「~しなければならない」という意味になります。to~は「未来にすること」を表します。

〈例10〉We have to study harder.(私たちはもっと熱心に勉強しなければなりません。)

③get
getの基本的な意味は「移動」です。そこから「(物が移動することで)手に入れる、買う」「(上に移動することで)get upは『起きる』」、「(目的地に移動することでで)get toは『到着する』」になります。getの過去形はgotです。

〈例11〉I got a new bag for her.(私は彼女のために新しい鞄を買いました。)
〈例12〉I get up at six every morning.(私は毎朝6時に起きます。)
〈例13〉My sister got to the station.(私の妹は駅に着きました。)

このように中学英語だけでも日常生活のことについては十分伝えられます。