「英語の勉強をするぞ!」と決めても三日坊主になってしまうのが人間。どうすれば長続きするのでしょうか。それは綿密な計画が必要だったのです。これからご紹介するのは、1日30分、6か月で入門段階にいるあなたの英語力をアップさせるとっておきの学習プランです。

(1か月目1週目)目的意識の確認
なぜ、英語を勉強しなければならないのか、その目的意識を確認するために勉強する理由を10個以上リストアップしてください。そして、今まで英語の勉強ができていなかった理由も10個以上リストアップしてください。

(1か月目2週目)情報収集
どんな教材や参考書がいいのか、調べてください。教材は1つ、参考書も1つに絞ってください。たくさん持ちすぎても仕方ありません。

(1か月目3週目)教材と参考書を購入
インターネットでも買えたりしますが、実際に書店に行って手に取ってみてください。教材の分厚さ、文字の大きさ、解説の詳しさをチェックし、これならば続けられそうか自問自答してください。また必ず音声がついているものを選んでください。

(1か月目4週目)教材と参考書の「はじめに」「使い方」を熟読
テキストを購入したらまずすることは巻頭にある「はじめに」や「本書の使い方」をチェックしてください。正しく使うことが需要です。

また、1か月目のどこかでお手持ちの携帯電話やスマートホンの表示言語を英語に変えてください。英語に変えたからといって知り合いからくるメールは日本語ですし、あなたが打つメールも日本語です。

1か月目は特に参考書を読んだり問題を解いたりしたくても結構です。「早く勉強したい」というこの気持ちがあなたのモチベーションを高めてくれます。

(2か月目1週目)英検やTOEIC(R)でも構いませんから、6か月の学習が終わった後に受けられるように日程の確認をしておいてください。英語の成果を図るうえでやはり資格取得は大きなモチベーションとなります。そして、いよいよ教材に入ります。まずは、参考書を出して、最初の文法単元を1回目は黙読で、2回目は声に出して、3回目は大事だと思われるところに線を引っ張ってください。これで1日が終了です。2日目は、参考書に該当する問題を、「問題集に書き込まず」に解いてください。文法問題は答えだけでなく、問題そのものをノートに写してください。解き終わったら答え合わせをし、解説を熟読し、間違えた問題にはテキストに赤で×印をつけ、自分が解いたノートに解説を写してください。3日目は新たな単元の参考書を3回(黙読、音読、黙読しながら線を引く)読んでください。4日目は3日目の内容に該当する問題を解いてください。5日目は2日目、4日目で間違えた問題のやり直しをしてください。やり直して正解すれば、テキストには青で○を、また間違えた場合は赤で×をしてください。また、参考書や問題に取り組んでいる間、知らない単語が出てくればその都度、それらの単語と読み方(カタカナでOK)と意味をまとめておいてください。どうせなら自分でテストができるように表形式にしておくと良いでしょう。参考書や問題集についているCDがあれば5日目にまとめて音読練習をしてください。

(2か月目2週目~4か月目4週目)
この期間は、1日目、3日目は参考書、2日目、4日目は問題集、5日目はその週のやり直しをしてください。単語の管理も継続です。

(残りの期間)
新たな文法問題集に取り組んでください。もう参考書は時々見るだけで良いでしょう。新たな問題集で演習を重ねてください。単語をまとめること、音読練習は継続してください。